女性のサウナの入り方|初めてでも迷わない7ステップと持ち物チェック表髪・メイク・タオルの巻き方から、生理中・妊娠中の考え方まで

公開 2026-10-03・更新 2026-10-03・GolfCounter 編集部(ととのい時計 開発チーム)

結論

女性のサウナの入り方も、基本は男性と同じ「サウナ→水風呂→休憩」を2〜3セットです。違いが出るのは準備の部分で、メイクは洗い場で落とす・髪は結んでハットかタオルで覆う・体を隠すタオルは施設のルールに合わせるの3つを押さえれば、初めてでも迷いません。生理中は施設のルールと体調で判断し、妊娠中は消費者庁が「主治医に確認」としている対象なので、まず医師に相談してください。

「サウナに行ってみたいけど、メイクや髪はどうすればいいの?」

「タオルの巻き方や持ち物がわからなくて、ひとりで行くのが不安」

サウナが気になっていても、女性ならではの準備がわからず、なかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。調べても施設の紹介や体験談が中心で、生理中や妊娠中にどうすればいいかまで書かれた情報は多くありません。そこでこの記事では、女性を対象にした研究と消費者庁の注意喚起をもとに、入り方の7ステップ、持ち物チェック表、タオル・髪・メイクの扱い、体調で迷うときの判断までを1ページにまとめました。サウナの記録アプリ「ととのい時計」を作っている開発チームとして、女性専用と男女共用の施設の違いや、ひとりで行くときのコツも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

すぐ試したい方へ:自分の経験とサウナ室の温度から、サウナ・水風呂・休憩の時間とセット数を出す自分に合うサウナ時間診断があります。入り方の全体像はサウナの入り方(何分・何セット)でも詳しく解説しています。

1. 女性のサウナの入り方|基本の7ステップ

まずは施設に着いてから帰るまでの流れを、女性が迷いやすいポイントを入れて7つにまとめました。この順番どおりに進めれば、初めての日でも困ることはほとんどありません。

  1. 水分をとる:脱衣所でコップ1〜2杯の水やお茶を飲んでおきます。サウナでは思っている以上に汗をかきます。
  2. メイクを落とし、髪と体を洗う:洗い場でクレンジング・洗顔・シャンプーを済ませます。汗でメイクが流れるのを防ぎ、共用のベンチも汚しません。
  3. 髪を結び、体の水気をふく:髪はタオルで水気をとってから高い位置でまとめます。体が濡れたままだと汗が出にくく、ベンチも濡らしてしまいます。
  4. サウナ:下段で5〜6分から:髪はサウナハットかタオルで覆い、お尻の下にはサウナマットかタオルを敷きます。苦しくなったら時間にかかわらず出ます。
  5. 水風呂:かけ水をしてから30秒〜1分:足先から順に水をかけ、息をゆっくり吐きながら入ります。髪やタオルは水風呂につけません。苦手なら水シャワーでもかまいません。
  6. 休憩:体をふいて5〜10分:椅子に座るか横になって休みます。外気浴スペースでは、バスタオルを羽織ると冷えすぎを防げます。
  7. 2〜3セットで終え、保湿する:最後に水分をとり、肌と髪が乾ききる前に保湿とドライヤーを済ませます。

1-1. 男性と入り方を変える必要はある?

サウナの入り方に、男女で別の公式な基準があるわけではありません。時間はサウナ室の温度と本人の慣れで決めるのが基本で、これは女性も同じです。

ただ、女性を対象にした研究からは気をつけたい点も見えています。22〜24歳の健康な女性10人が、91℃の乾いたサウナと59℃の湿ったサウナに、それぞれ15分×3回(間に5分の休憩と水での冷却)入った実験では、温度が低い湿ったサウナのほうが、心拍数と体の芯の温度(直腸温)が大きく上がりました(Pilch ら, 2019)。暑さのつらさの感じ方や、体への負担を示す指標も湿ったサウナのほうが高く、著者らは「似た条件の男性で報告されている変化より大きかった」と述べています。

条件(女性10人)温度・湿度結果
乾いたサウナ91℃・湿度18%体重の減り(汗の量)が多い
湿ったサウナ59℃・湿度60%心拍数と直腸温の上がり方が大きい。つらさ・負担の指標も高い

温度計の数字が低くても、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体は熱を逃がしにくくなります。スチームサウナやロウリュの直後は「温度が低いから長く入れる」と考えず、早めに出ることを意識してください。湿度で体の負担が変わる仕組みはロウリュ・アウフグースとはで詳しく解説しています。

1-2. 初めての日の時間の目安

初めての日は、少し物足りないくらいで終えるのがちょうどよいです。目安は次のとおりです。

段階初めての日慣れてきたら
サウナ中温(80℃前後)で5〜6分、高温なら3〜5分8〜12分の範囲で、しっかり温まったら出る
水風呂30秒〜1分(水シャワーでも可)1〜2分
休憩5〜10分5〜10分(体が冷えすぎる前に戻る)
セット数2セット2〜3セット

自分の条件に合わせた時間配分は、自分に合うサウナ時間診断で入る前に確かめられます。温度別の細かな目安はサウナの入り方(何分・何セット)を、水風呂が怖い方は水風呂の入り方と効果を参考にしてください。

2. 女性の持ち物チェック表

持ち物は「必ずいるもの」「あると快適なもの」「女性ならではのもの」に分けて考えると、荷物を増やしすぎずにすみます。施設で借りられるものも多いので、行く前に公式サイトでアメニティを確認しておきましょう。

区分持ち物用途・ポイント施設で借りられることが多い?
必須フェイスタオル1〜2枚頭を覆う・お尻に敷く・汗をふく多い(有料の場合も)
必須バスタオル体をふく・休憩中に羽織る多い(有料の場合も)
必須飲み物(500ml以上)セットの合間と最後の水分補給館内で買えることが多い
必須着替え(下着)汗をかいた後に着替えるなし
女性向けメイク落とし・洗顔料入る前にメイクを落とす施設による
女性向け化粧水・乳液など保湿用品サウナ後の肌の乾燥対策施設による
女性向けヘアゴム・ヘアクリップ髪を水風呂や床につけない少ない
女性向けヘアオイル・アウトバストリートメントドライヤー前の髪の保護施設による
女性向けメイク直し用のコスメ帰り道のメイクなし
あると快適サウナハット熱と乾燥から髪と頭を守る貸し出す施設もある
あると快適サウナマットベンチに敷いて衛生的に座る置いてある施設が多い
あると快適防水ポーチ・ビニール袋濡れたタオルや水着を持ち帰るなし
あると快適コンタクトケース・眼鏡乾燥が気になるときに外すなし
施設によって水着・サウナ着男女共用エリアやテントサウナで着るレンタルがある施設も

初めての日は、必須の4つとメイク落とし・ヘアゴムがあれば十分です。通うようになってから、サウナハットや保湿用品を自分好みにそろえていくと無駄がありません。グッズ全般の選び方はサウナの持ち物とグッズで、帽子はサウナハットの選び方で詳しく紹介しています。

3. タオルの使い方と巻き方

女性がいちばん迷いやすいのがタオルの扱いです。使い方は大きく4つに分かれ、どこまで許されるかは施設のルールで決まります。

使い方やり方目的注意点
頭に巻くフェイスタオルを頭にかぶせる、またはターバンのように巻いて髪を包む髪と頭を熱から守る濡らして固く絞ると熱を伝えにくい
顔まで覆う頭から顔の下半分までタオルで覆う(いわゆる忍者巻き)顔のほてりや、熱い空気を吸い込むつらさを和らげる息苦しくなったら外す
体を隠すバスタオルを胸から巻く、またはフェイスタオルを前にかける人目が気になるときの目隠しサウナ室へのバスタオル持ち込みを禁止している施設もある
お尻に敷くベンチにタオルかサウナマットを敷いて座る汗がベンチに直接つかない・衛生的マットが用意されている施設ではそれを使う

女性エリアは人数が少なく、バスタオルを巻いたまま過ごせる施設もあれば、サウナ室にはフェイスタオルだけというルールの施設もあります。迷ったら入口の掲示を見るか、周りの人がどうしているかに合わせると安心です。

タオルのNG:タオルを水風呂や湯船に入れる、サウナ室でタオルを絞る、汗をかいたタオルを共用のベンチに放置する、の3つは多くの施設でマナー違反とされています。ほかの基本マナーはサウナのマナーでまとめています。

4. 髪を守る入り方

サウナ室は高温で空気が乾いているため、髪がむき出しのままだと熱と乾燥でパサつきやすくなります。髪を守るための手順を、入る前・サウナ中・入った後に分けて整理しました。

タイミングやること
入る前シャンプー後に水気をタオルでとり、高い位置でまとめる。長い髪は水風呂に毛先がつかないようにクリップで留める
サウナ中サウナハットか、濡らして絞ったタオルで頭全体を覆う。金属のヘアピンは熱くなるので外しておく
水風呂頭までは潜らない。髪を水風呂につけるのは多くの施設でマナー違反
入った後すぐに水気をとり、ヘアオイルなどをつけてからドライヤーで乾かす

サウナハットは、ウールやフェルトなど熱を通しにくい素材が多く、髪だけでなく頭がのぼせるのを和らげる目的でも使われます。カラーやパーマをしたばかりの日は、髪への負担を考えて頭をしっかり覆うか、日を改めると安心です。素材ごとの違いはサウナハットの選び方で比べています。

5. メイク・肌・コンタクトの扱い

メイクや肌のケアは、女性向けの入り方でもっとも差が出るところです。順番を決めておくと、サウナ後の慌ただしさがなくなります。

5-1. メイクは洗い場で落としてから

汗をかくとファンデーションやマスカラが流れ、顔やタオル、共用のベンチを汚しやすくなります。施設によってはメイクを落としてからの入浴をルールにしているので、洗い場でクレンジングと洗顔を済ませてからサウナ室に入るのがおすすめです。

5-2. サウナ後は早めに保湿する

サウナと水風呂、休憩をくり返した後の肌は、汗と水気が蒸発して乾きやすい状態です。最後のセットが終わったら、体をふいてすぐに化粧水や乳液で保湿しましょう。脱衣所が混む施設では、浴室を出る前にさっと済ませられるよう、小分けのボトルを持っていくと便利です。

休憩中に肌に赤と白のまだら模様が出ることがありますが、これはサウナ好きの間で「あまみ」と呼ばれるもので、多くは数分〜十数分で消えます。かゆみや痛みが強いときは冷えすぎのこともあります。詳しくはサウナのあまみとはで解説しています。

5-3. コンタクトレンズと日焼け止め

高温で乾いた空気の中では、目が乾いてコンタクトレンズが気になることがあります。違和感がある人は外して眼鏡で移動するか、サウナ室では目を閉じて過ごすと楽です。屋外の外気浴スペースで日中に休む場合は、日差しが気になるならタオルで顔を覆うと安心です。外気浴の過ごし方は外気浴のやり方で紹介しています。

6. 生理中・妊娠中・体調で迷うとき

女性がサウナに入るかどうかでいちばん迷うのが、生理中や妊娠中です。ここでは、公的機関や研究で確かめられていることと、確かめられていないことを分けて書きます。

6-1. 生理中は「施設のルール」と「その日の体調」で判断する

生理中のサウナについて、公的機関や医療機関が「入ってよい・いけない」をはっきり示した基準は、私たちが調べた範囲では見当たりませんでした。そのため、まず施設のルールを確認し、そのうえでその日の体調で判断するのが現実的です。公衆浴場では衛生面から生理中の入浴を控えるよう求めている施設もあります。

体調の面では、出血で貧血気味のとき、腹痛や頭痛があるとき、だるさが強いときは、サウナの熱で気分が悪くなりやすくなります。無理に入らず、別の日に回すのが無難です。

6-2. 生理周期とサウナの研究はまだ少ない

「生理後の1週間がサウナに最適」といった紹介を見かけますが、周期ごとのサウナの効果を比べた研究は見当たりません。先ほどの女性10人の実験も、体の状態をそろえるために全員を生理後〜排卵前の時期(卵胞期)に測っています(Pilch ら, 2019)。つまり、生理前の時期にサウナで体がどう反応するかは、この研究からはわかりません。周期ごとの「おすすめ」は根拠が弱いと考え、その日の体調を優先してください。

6-3. 妊娠中は主治医に確認してから

消費者庁の注意喚起(2024年6月)では、医師のコメントとして、妊娠中の人は「主治医に確認してから」サウナを利用する対象に挙げられています。体温や心拍数が大きく上がるサウナは、ふだんと同じ感覚で入ってよいとは限りません。自己判断で入らず、まずかかりつけの医師に相談してください。妊娠中の利用を断っている施設もあります。

6-4. 女性も男性も避けたいタイミング

同じ注意喚起では、性別に関係なく次の場合に注意するよう示されています。

区分該当する場合
利用を避ける体調不良・発熱があるとき、重い心臓や肺の病気がある人、食事の直後、運動の直後、飲酒後(二日酔いを含む)
主治医に確認してから脳卒中の後の人、心臓の病気や高血圧で治療中の人、妊娠中の人

サウナ中は心拍数が大きく上がり、健康な若い男性の実験では80℃で約60%、100℃で約90%上がっています(Kukkonen-Harjula ら, 1989)。お酒を飲みながらのサウナは、低血圧や不整脈、突然死のリスクを高めると指摘されています(Hannuksela ら, 2001)。飲み会の後などに立ち寄るのは避けてください。ほかの危険やデメリットはサウナの危険とデメリットでまとめています。

サウナ中や休憩中に、息苦しさ、めまい、吐き気、強い頭痛を感じたら、時間にかかわらずすぐに出て、涼しい場所で横になってください。我慢して待つ必要はありません。

7. 服装と施設の選び方|女性専用と男女共用の違い

サウナでの服装は、施設のタイプで決まります。行く前にどのタイプかを確かめておけば、「水着を持ってくればよかった」という失敗を防げます。

施設のタイプサウナでの服装向いている人事前に確かめたいこと
女性専用の施設裸(タオルで隠すのは施設のルール次第)人目を気にせず、ゆっくり入りたい人アメニティ・ドライヤーの数
男女別の浴場(銭湯・スーパー銭湯など)裸手軽に近所で試したい人女性側にもサウナと水風呂があるか、ロウリュの有無
男女共用エリアのある施設水着・館内着・サウナ着友人やパートナーと一緒に入りたい人水着の持ち込み可否・レンタルの有無
個室(プライベート)サウナ裸または水着(施設による)人目がまったく気にならない環境がいい人予約方法・時間制の料金
テントサウナ・アウトドア水着自然の中で外気浴をしたい人着替え場所・防寒着

男女別の浴場では、施設によって女性側のサウナ室が男性側より小さかったり、水風呂やロウリュが女性側にはなかったりする場合もあります。サウナをしっかり楽しみたいなら、公式サイトで女性エリアの設備を確認しておくのがおすすめです。テントサウナについてはテントサウナの楽しみ方で紹介しています。

7-1. 行き帰りの服装

サウナの後はしばらく汗が引かず、体もぽかぽかしています。行き帰りの服は、脱ぎ着しやすく締めつけの少ないものがおすすめです。髪が完全に乾ききらないこともあるので、帽子があると帰り道も気になりません。

8. 女性ひとりでサウナに行くときのコツ

サウナは基本的に会話をしない場所なので、ひとりで行くのに向いています。自分のペースで時間を決められ、ととのう感覚にも集中しやすくなります。初めてのひとりサウナで安心して過ごすためのコツをまとめました。

  • 空いている時間を選ぶ:平日の昼間や夕方前は比較的空いていることが多く、サウナ室や休憩用の椅子を選びやすくなります。
  • 女性専用や女性エリアが広い施設から:慣れるまでは、人目を気にせずにすむ環境のほうが落ち着いて入れます。
  • 体調の変化に自分で気づく:ひとりだと、気分が悪くなっても気づいてくれる人がいません。苦しくなる前に出る、早めに切り上げることを意識してください。
  • 困ったらスタッフに聞く:タオルのルールやロウリュの時間など、わからないことは受付で聞けば教えてもらえます。
  • ルールを知っておくと気が楽:場所取りをしない、水風呂の前に汗を流す、といった基本を押さえておけば、ひとりでも気後れしません。詳しくはサウナのマナーをどうぞ。

9. サウナの効果は女性にも当てはまる?

サウナの効果としてよく紹介される研究には、男性だけを対象にしたものも少なくありません。女性にも当てはまるかどうかを判断するために、研究の対象者を確かめておきましょう。

研究対象者わかったこと女性への当てはまり
Laukkanen ら, 2015フィンランドの中年男性2,315人週4〜7回の人は週1回の人より突然心臓死のリスクが63%低い関連男性のみ。女性に同じ関連があるかはこの研究ではわからない
Kunutsor ら, 2018男女1,628人(約15年追跡)週4〜7回の人は週1回の人より脳卒中のリスクが約6割低い関連女性も含む研究
Pilch ら, 2019若い女性10人湿ったサウナのほうが心拍数・直腸温の上がり方が大きい女性のみ。体への負担の目安になる

どちらの長期研究も観察研究なので、示しているのは「関連」であって、サウナに入れば病気を防げるという因果までは言えません。サウナの効果全体はサウナの効果で詳しく整理しています。

9-1. 「美肌」「デトックス」「痩せる」はどこまで本当?

女性向けの記事でよく見かける効果ですが、研究での裏づけには差があります。

よく言われる効果研究での位置づけ
サウナで体重が減る減るのは主に汗で出た水分。女性10人の実験でも乾いたサウナで体重が多く減ったが、水分をとれば戻る
美肌になるサウナが肌をきれいにすることを確かめた質の高い研究は見当たらない
汗で老廃物や毒素が出る(デトックス)汗のほとんどは水分で、サウナで体の毒素が出ると示した研究は見当たらない
リラックスできる・気分が切り替わる休憩中に心拍数が落ち着き、リラックスに関わる神経が優位になる変化は報告されている

体重の変化について詳しく知りたい方はサウナで痩せるは本当かを、休憩中の感覚についてはととのうとはを参考にしてください。

10. 自分に合うペースを記録で見つける

同じ人でも、その日の体調や施設の温度・湿度によって、ちょうどよい時間は変わります。研究で見たとおり、湿度の高いサウナでは心拍数が上がりやすいので、何分入ったかだけでなく、体がどれだけ温まったかを振り返ると、自分のペースがつかみやすくなります。

ととのい時計は、iPhone・Apple Watch・Android で使えるサウナ記録アプリです。高温浴・水風呂・休憩の3つのタイマーがあり、Apple Watch で測った心拍から、温まり・冷え・回復・時間バランスの4つの要素で0〜100の「ととのいスコア」を出します。セットごとの心拍グラフや履歴、施設名も残せるので、「この施設ならこのくらいの時間がちょうどいい」という自分の目安を作れます。心拍の読み方はサウナの心拍数の目安で解説しています。

11. よくある質問

生理中にサウナに入ってもいい?

生理中のサウナについて、公的機関や医療機関がはっきり示した基準は見当たりません。施設によっては衛生面から生理中の利用を控えるよう求めていることがあるため、まず施設のルールを確認し、そのうえで体調で判断してください。貧血気味・腹痛がある・だるい日は、無理に入らずに休むのが無難です。

妊娠中にサウナに入ってもいい?

消費者庁の注意喚起(2024年6月)では、妊娠中の人は「主治医に確認してから」利用する対象に挙げられています。自己判断で入らず、まずかかりつけの医師に相談してください。

メイクをしたままサウナに入ってもいい?

落としてから入るのがおすすめです。汗でファンデーションやマスカラが流れて顔やタオル、ベンチを汚しやすく、施設によってはメイクを落としてからの入浴をルールにしています。洗い場で先にクレンジングと洗顔を済ませておきましょう。

髪は洗ってからサウナに入るべき?

入る前に体と一緒に洗うのが一般的なマナーです。洗った後はタオルで水気をとってから結び、サウナハットやタオルで覆うと、熱と乾燥から髪を守りやすくなります。

女性は男性よりサウナの時間を短くすべき?

性別で何分と決めた公式の基準はありません。時間はサウナ室の温度と本人の慣れで決めるのが基本です。ただし若い女性10人を測った研究では、59℃の湿ったサウナのほうが91℃の乾いたサウナより心拍数と体の芯の温度が大きく上がり、男性の同様の実験より変化が大きかったと報告されています。湿度の高いサウナでは早めに出ることを意識してください。

女性ひとりでサウナに行っても浮かない?

女性ひとりでの利用は珍しくありません。サウナは会話をしない場所なので、ひとりのほうが落ち着いて自分のペースで入れます。初めてなら女性専用の施設や、女性エリアが広い施設を選ぶと安心です。

サウナで痩せる・美肌になるのは本当?

サウナで体重が減るのは、ほとんどが汗で出た水分なので、水分をとれば戻ります。美肌効果についても、サウナの肌への効果を確かめた質の高い研究は見当たりません。期待しすぎず、リラックスや気分転換の時間として楽しむのがおすすめです。

12. まとめ

女性のサウナの入り方は、基本の流れは男性と同じで、準備とケアに少しだけコツがあります。最後にポイントを振り返ります。

  • 入り方の基本はサウナ→水風呂→休憩を2〜3セット。初めての日は5〜6分・30秒〜1分・5〜10分を2セット
  • メイクは洗い場で落とし、髪は結んでハットかタオルで覆う。サウナ後は早めに保湿とドライヤー
  • タオルは頭・体・お尻の下に使い分け、体を隠すかどうかは施設のルールに合わせる
  • 湿ったサウナは温度が低くても体の負担が大きい。ロウリュやスチームでは早めに出る
  • 生理中は施設のルールと体調で判断、妊娠中は主治医に確認してから

次のサウナに行く前に、持ち物チェック表で荷物をそろえ、無理のない時間配分を決めておきましょう。入った日の時間と心拍を残しておけば、自分にちょうどよいペースが少しずつ見えてきます。