「スパゲティアーム」で重力に任せる— ホーマの腕と体が同調した教科書スイング
ホーマのスイングは、腕と体の同調性が高い教科書のようなスムーズさが特徴で、マイク・ウィアやニック・プライスのような静かな動きと評されます。レートコック気味のバックスイングでグリップエンドが体を指している時間が長く、余計な動きが少ない。インパクト前後でも力感が強くありません。本人の言葉を借りれば「腕はまったく使わない。腕の感覚は"スパゲティアーム"で、スパゲティみたいにゆらゆらと振られる感じ」。トップまでクラブを上げたら、あとは重力でクラブを下ろし、体を大きくターンさせるだけで余計な力はいらない、という哲学です。2020年からコーチのマーク・ブラックバーンと取り組んだ改造でトップの位置が変わり、飛躍しました。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
マックス・ホーマのスイング 4つの特徴
1腕と体の同調
両ひじと胸の空間の形を変えないよう、バックスイングをややアウトサイドに上げてシンクロを保ちます。
2レートコックで余計な動きを消す
グリップエンドが体を指している時間が長いレートコック気味のバックスイング。動きが少なく再現性が高い。
3スパゲティアームと重力
腕を脱力してぶら下げ、トップから重力でクラブを下ろす。クラブスピードは体の大きなターンで出します。
4力感のないインパクト
インパクト前後でも力感が強くない。体への負荷が小さく、ケガなく長く活躍できるスイングと評されます。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
マックス・ホーマのスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはCobra DS-Adapt LSにFujikura Ventus Blue VeloCore+ 7X。 ホーマのシャフト選択はドライバー・FWにVentus Blueシリーズ、アイアン・ウェッジにKBS系スチールと用途で明確に使い分ける構成です。全体的に硬めのスペックで、インパクト時のしっかり感とコントロール性を優先しています。
パターはScotty Cameron T5.5 Prototype(Cobra契約後もScotty Cameronを継続使用)。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
「飛距離より正確性の高いきれいなスイングを目指すなら」ホーマは最良のお手本です。両ひじと胸の空間を変えずに上げる、腕を脱力して重力で下ろす。この2つは今日の練習場からできます。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。マックス・ホーマのスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
マックス・ホーマのスイング・パターに関するよくある質問
マックス・ホーマのスイングの特徴は?
腕と体が同調した教科書のようなスムーズなスイング。レートコック気味で余計な動きが少なく、腕を脱力して重力でクラブを下ろします。
マックス・ホーマの飛距離は?
2026年のドライビングディスタンスは311ヤード(40位)。力感なく飛ばすタイプです。
マックス・ホーマのクラブは?
2025年からコブラと契約しています。詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。