ジャンプアップで飛ばす— J.トーマスの「地面反力フルリリース」スイング
トーマスはツアーでも10本の指に入る飛距離を誇り、その特徴は鋭い腰の切り返しと「ジャンプアップ」と呼ばれる動きです。インパクトの瞬間に右足がつま先立ちになるのは、強く地面を踏んで足元をジャンプさせているから。その床反力で、170cm台の身長でも飛距離が出ます。上半身の可動域が大きく、トップでは右の肩甲骨が見えるほど回って大きな捻転差を作り、インパクトで手元が浮く「フルリリース」でブレを減らしながらボールスピードを上げています。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
ジャスティン・トーマスのスイング 4つの特徴
1鋭い腰の切り返し
トップから腰を鋭く切り返し、上半身との捻転差を一気に解放します。
2ジャンプアップ(右足つま先立ち)
インパクトで右足がつま先立ちになるのは、地面を強く踏んでジャンプしているから。床反力が飛距離の源です。
3右の肩甲骨が見えるトップ
上半身の可動域が非常に大きく、トップでは右の肩甲骨が見えるほど深く回ります。
4手元が浮くフルリリース
インパクトで手元がはっきり浮く。巧みなフットワークと体幹の強さがあってこそで、体とクラブ両方をフルリリースしてボールスピードを上げます。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
ジャスティン・トーマスのスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはタイトリスト GT2にディアマナ プロトタイプ。 トーマスのアイアンは「番手ごとに役割を変える」発想。長い番手はやさしさ、短い番手は操作性と、1本ずつ求めるものが違います。アマチュアも、苦手な長い番手だけやさしいモデルに替えるだけで、セット全体の使いやすさが大きく変わります。
パターはスコッティ・キャメロン Phantom 5 ツアープロト。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
ジャンプアップは脚力とタイミングが前提で、アマチュアがそのまま真似すると軸が上下してトップします。参考にするなら「切り返しを鋭くする」意識と、地面を踏む感覚だけ。「アマチュアがマネすべき3つのポイント」として取り上げられる記事もあるので、段階的に。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。ジャスティン・トーマスのスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
ジャスティン・トーマスのスイング・パターに関するよくある質問
ジャスティン・トーマスはなぜ飛ぶ?
鋭い腰の切り返しと、インパクトで右足がつま先立ちになる「ジャンプアップ」で地面反力を使うからです。深い捻転とフルリリースでボールスピードを上げます。
ジャスティン・トーマスの飛距離は?
2026年のドライビングディスタンスは311ヤード(44位)。178cmでツアー上位の飛距離です。
ジャスティン・トーマスのクラブは?
詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。