アプローチの延長で振る— 大槻智春の「大きな筋肉」回転スイング
大槻のスイングは、背中とお尻の大きな筋肉を効率よく使い、小手先が無駄な動きをしないのが持ち味です。9時から3時の振り幅のアプローチの延長のようなスイングで、「パッティングの延長」と言われるほど手先の操作がありません。本人は「スイングの形は気にしない。意識しているのはリズムだけ」と語り、この回転系ナチュラルスイングでトータルドライビング7季連続トップ5を続けています。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
大槻智春のスイング 4つの特徴
1背中とお尻の大きな筋肉で振る
小さな筋肉に頼らず、背中とお尻の大きな筋肉を効率よく使うスイング。再現性と持久力の両方に効きます。
2アプローチの延長、小手先を使わない
9時〜3時のアプローチをそのまま大きくしたようなスイングで、手先の余計な動きがありません。「パッティングの延長」とも評されます。
3意識するのはリズムだけ
スイングの形を細かく気にせず、リズムだけを意識。試合前のルーティンは片手打ちでのライン出しです。
4トータルドライビング7季連続トップ5
飛距離と正確性を合わせた指標で7季連続トップ5、2020-21年は1位。2026年もフェアウェイキープ率59.1%(23位)、リカバリー率7位です。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
大槻智春のスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはPRGR RS(9度)にGraphite Design Tour AD UB 60g台 X。 ウッド系はGraphite Design Tour ADシリーズで統一し、UT・アイアン・ウェッジはTrue Temperスチールで揃えています。素材ごとに硬さの方向性を統一することで、番手間の重量フローと振り感の一貫性を保っています。
パターはScotty Cameron 009M。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
「アプローチの延長で振る」は、フルスイングで形が崩れる人に最も効く考え方です。9時〜3時の振り幅で芯に当てられる形を作り、そのままリズムを変えずに大きくする。形より先にリズムを決める大槻の順番は、アマチュアの練習にもそのまま使えます。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。大槻智春のスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
大槻智春のスイング・パターに関するよくある質問
大槻智春のスイングの特徴は?
背中とお尻の大きな筋肉を使い、小手先を使わないアプローチの延長のような回転系スイング。本人が意識するのはリズムだけです。
大槻智春の飛距離は?
2026年のドライビングディスタンスは278ヤード(89位)。飛距離よりトータルドライビング(飛距離×正確性)で長く上位を保っています。
大槻智春のクラブは?
2026年4月からプロギア(PRGR)と契約。詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。