テンフィンガーグリップで曲げない— 時松隆光の「体幹回転」スイング

時松の代名詞は、野球のバットのように10本の指で握るテンフィンガーグリップです。5歳から一貫して守り続けたこの握りを土台に、体の軸を中心とした体幹の回転力でスイングします。リストターンと体の回転量が同調しているためフェースの向きを管理しやすく、「曲がる要素がとても少ない」と評されるスイングです。

2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析

国内男子(JGTO) 身長168cm ドライバー: Mizuno JPX ONE SELECT/TOUR AD VF-5 (X)、45.5インチ、9.0°

時松隆光のスイング 4つの特徴

1テンフィンガー(ベースボール)グリップ

10本の指で握り、左手親指をシャフトに乗せません。手首が使いやすく、ケガが少ないのが利点。周囲に直すよう言われても貫きました。

2体の軸を中心にした体幹の回転力

腕の力ではなく、軸を保った体幹の回転でクラブを振ります。体格に頼らない安定した打ち方です。

3リストターンと回転量の同調

手首の返しと体の回転量が同調しているので、フェースの向きを管理しやすい。曲がる要素が少ないスイングの理由です。

4フェアウェイキープ率35位(2026年)

苦戦のシーズンでもフェアウェイキープ率58.0%は35位。曲げない土台は変わっていません。

※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。

スイングとクラブセッティングはつながっている

時松隆光のスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはMizuno JPX ONE SELECTにTOUR AD VF-5 (X)、45.5インチ、9.0°。 ドライバーにはTOUR AD VF(Xフレックス)、FWとUTにはTOUR ADのSフレックス系、アイアンとウェッジにはN.S.PRO MODUS3プロトタイプを揃えており、距離帯ごとに重量帯と硬さを段階的に変えながらも、全体で打感の統一感を大切にしているセッティングです。

パターはOdyssey PROTYPE iX #1(golfeaglecafe 2026-06-09更新。過去複数出典でも一貫して同モデルを使用中と記録あり)。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。

【本題】アマチュアはどこを真似るべきか

テンフィンガーグリップは、手が小さい人、握力が弱い人、手首を痛めやすい人に特に向いています。オーバーラッピングで振り遅れる人は試す価値があります。ただし手首が使いやすい分、返しすぎるとフックになるので、体の回転と同調させる意識をセットで。

GolfCounterの実データ

平均121.9

GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。時松隆光のスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。

① フェースを開かないバックスイングを試す

ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。

② その場で回る

左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。

③ 振り切れるシャフトを選ぶ

トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。

時松隆光のスイング・パターに関するよくある質問

テンフィンガーグリップは飛ぶ?

手首が使いやすくヘッドが走らせやすいため、握力が弱い人でも飛距離を出しやすいとされます。時松は5歳からこの握りで、ツアー3勝を挙げています。

時松隆光のスイングの特徴は?

テンフィンガーグリップを土台に、軸を中心とした体幹の回転で振ること。リストターンと体の回転量が同調してフェース管理がしやすく、曲がる要素が少ないスイングです。

時松隆光のクラブは?

ミズノと契約。詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。

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