左サイド主導で振り抜く— 岩井千怜の「大きなアークのフェード」
妹・千怜のスイングは姉とは対照的で、フェースをシャットに上げてトップの形を保ったまま、強く左へ振り抜く「左サイド主導」のフェードです。足の付け根からしっかり前傾し、三角形を崩さず低く長くテークバックするので、スイングアークが大きく、飛距離と方向性を両立しています。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
岩井千怜のスイング 4つの特徴
1フェースをシャットに上げ、トップを保つ
バックスイングでフェースを開かずシャット気味に上げ、トップの形をそのまま保ってダウンに入ります。手先の操作が入らないので方向性が安定します。
2左サイド主導で強く左へ振り抜く
全身を使って左へ振り抜くフェード。姉・明愛の「残して打つ」とは逆で、振り下ろすイメージと解説されています。
3足の付け根から前傾し、低く長いテークバック
アドレスで股関節からしっかり前傾し、腕の三角形を崩さず体の中心で低く長く上げます。アークが大きくなり、飛距離が伸びます。
4フェアウェイキープ率74.2%(16位)
2026年米ツアーで飛距離261ヤードながらフェアウェイキープ率は16位。大きなアークと左への振り抜きが曲がらない理由です。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
岩井千怜のスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはヨネックス EZONE GT TYPE SにREXIS KAIZA-L(45.5インチ・50g台・S)。 ウッド系はヨネックスREXIS KAIZA-Lの50g台Sフレックスで統一し、アイアンは80g台Sと適切に重量帯を上げることでコントロール性を確保しています。ウェッジのみNSプロ 950GHを採用し、アプローチの感触を優先した選択が見られます。
パターはオデッセイ ホワイト・ホット ブラック #5CS(アライメント部分をピンクにカスタム)。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
「低く長くテークバック」と「左へ振り抜く」は、アマチュアが真似しやすい2点です。手で上げてしまう人は三角形を保って体で上げるだけでアークが大きくなり、飛距離が伸びます。シャットに上げる動きはつかまり過ぎる人には不向きなので、球筋を見ながら調整を。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。岩井千怜のスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
岩井千怜のスイング・パターに関するよくある質問
岩井千怜の持ち球は?
フェードです。シャットに上げたフェースを保ったまま左サイド主導で振り抜きます。
岩井千怜の飛距離は?
2026年の米ツアーでのドライビングディスタンスは261ヤード(102位)ですが、フェアウェイキープ率74.2%は16位。飛距離より正確性で勝負するタイプです。
岩井千怜のクラブは?
ヨネックスと契約。詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。