入射角をレベルに保つ— 古江彩佳の「曲がらないドライバー」の作り方
153cmの古江が米ツアーでフェアウェイキープ率上位を4年続けている理由は、シンプルで無駄のないスイングにあります。体を目一杯使った高いトップから、右肩が下がらずに腰はレベルターン。フォローは低く長く、ヘッドが4時の位置に来たとき左肩からヘッドまでが一直線。「アドレスのままフォローを出している」とコーチが表現するほど、入射角がいつもレベルです。
2026-09-28更新 / 5,979ラウンド分析
古江彩佳のスイング 4つの特徴
1高いトップから右肩を下げずに回る
体を目一杯使って高いトップを作り、ダウンでは右肩が下がらず腰はレベルターン。あおり打ちにならないので、ロフト通りにコンタクトできます。
2フォローは低く長く、左腕とヘッドが一直線
正面から見てヘッドが時計の4時の位置に来た時、左肩からヘッドまでが一直線。クラブの重みで効率よく振っているので飛んで曲がりません。
3入射角がいつもレベル
どんな状況でもクラブが立ち過ぎず寝過ぎず、常にロフト角通りにコンタクトできる能力が「断トツの安定感」の理由と解説されています。傾斜地に強いのもこのためです。
4フェアウェイキープ率4年連続80%超
2022年84.0%(8位)、2023年84.8%(2位)、2024年82.8%(5位)、2025年81.7%(6位)。米ツアーで飛距離259ヤードでも戦える土台です。
※ スイングの分析は、ツアー中継・主要ゴルフメディアのレッスン解説で共通して指摘されている特徴を整理したものです。
スイングとクラブセッティングはつながっている
古江彩佳のスイングの思想は「再現性」です。その思想はクラブにも表れています。 ドライバーはブリヂストン BX2HTに藤倉コンポジット SPEEDER NX GOLD / プロトタイプ 45.25インチ S 50g台。 ドライバーと3Wには藤倉コンポジットのSPEEDER NX GOLDプロトタイプを採用し、7Wにはより低トルクのNX BLACKを組み合わせています。ユーティリティにはMCHを統一することで、クラブ間の振り感のバラつきを抑えた設計となっています。
パターはテーラーメイド スパイダーツアーZ ダブルベンド(2025年初頭はスパイダーツアーXを使用、2025年スタンレーレディス以降スパイダーツアーZに変更)。直進安定性の高い大型マレットで、ストロークもスイングと同じく「余計な動きを減らす」方向で作られています。
【本題】アマチュアはどこを真似るべきか
アマチュアが一番真似すべきは「右肩を下げない」こと。あおり打ちが減ってテンプラとスライスが同時に減ります。フォローを低く長く出す素振りは、クラブの重みで振る感覚を作るのに効果的です。
GolfCounterの実データ
平均121.9
GolfCounterに記録されたアマチュアの平均スコアは121.9(5,979ラウンド)。 このスコア帯で最も効くのは、飛距離アップではなく「曲がらない」「ミスの幅を小さくする」こと。古江彩佳のスイングが教えてくれるのは、まさにそこです。
① フェースを開かないバックスイングを試す
ハーフウェイバックでフェースがややシャット(下向き)になっているか、スマホで撮って確認。開いていたら、手首を使わず体の回転だけで上げる意識に変えます。
② その場で回る
左右にスウェイしないよう、頭の位置を変えずに回転。ボールとの距離が一定になり、ミート率が上がります。
③ 振り切れるシャフトを選ぶ
トッププロでも軽量シャフトで戦っています。重く硬いシャフトで振り遅れているなら、軽くする方が方向性も飛距離も安定します。
古江彩佳のスイング・パターに関するよくある質問
古江彩佳のドライバーはなぜ曲がらない?
右肩を下げずレベルに回り、入射角を常に一定に保てるからです。2022〜2025年のフェアウェイキープ率は80%超を4年続けています。
古江彩佳の飛距離は?
2026年の米ツアーでのドライビングディスタンスは259ヤード(115位)。飛距離ではなく正確性とパットでスコアを作るタイプです。
古江彩佳のクラブは?
ブリヂストンと契約。詳しいセッティングはクラブセッティングのページにまとめています。